小達敏昭選手は東京都出身、1968年生まれのプロゴルファーです。
若くして亡くなった女優、夏目雅子さんの実の弟であり、10歳の頃からゴルフを始められました。
中学の時に全日本ジュニア、高校の時に関東ジュニアに出場する等、早い時期から活躍していましたが、プロゴルファーを目指したきっかけは、当時病に伏せっていた姉の夏目雅子さんの勧めです。
進学先である日本大学のゴルフ部でも活躍し、後に武藤哲郎氏に師事して1991年にプロテストに合格しました。
1995年にはドライビングコンテストで優勝と、ドライバーショットに定評があります。
初優勝は1993年のヨネックスオープンであり、プロ入り後の早い時期に結果を出した選手です。
しかし、以降はレギュラーツアーでは勝ち切れない時期が続きました。
1994年から2000年まで、毎年多数のトーナメントに出場し、堅実に賞金を稼ぐものの、優勝からは遠ざかります。
しかし2001年にはJCBクラシック仙台で優勝し2勝目を上げます。
ところが、2001年の優勝後は予選落ちすることが多く、勢いは失われてしまいました。
2000年代前半まではトーナメントに定期的に出場していましたが、2000年代後半になると出場すら稀になっていき、2009年を最後にトーナメント出場はしていません。
2004年には東京の銀座に小達敏昭銀座ゴルフクリニックを設立し、レッスンを行うようになっており、後進の育成に力を注いでいます。
また2008年にはヒーリングサロンのプロデュースを行う等、ゴルフ以外での活動でも名前が聞かれるようになりました。