静岡県伊豆市で1961年より営業を行っているゴルフ場が、伊豆国際カントリークラブです。
静岡県内で早い時期に作られたゴルフ場の一つであり、ゴルフ場経営の大手、日東興業株式会社が初めて作ったことでも知られています。
しかし日東興業株式会社は1997年に和議を、2002年には民事再生法の適用を申請し破綻しました。
和議の後に、日東興業株式会社を買収したゴールドマン・サックスグループをスポンサーとして再建されることとなり、以降はアコーディア・ゴルフ傘下で営業を行っています。
このゴルフ場は長い歴史を持っていますが、昔から格安路線で営業を行っており、ラウンドスタイルはセルフプレーのみです。
土日祝でも利用料金が1万円を超えることはないので、コストパフォーマンスの良さが魅力となっています。
伊豆国際カントリークラブの18ホールは藤田欽哉氏が設計を担当しており、グリーンから最も遠いブルーティーからの距離は6444ヤードとさほど長くはありません。
アウトコースは2992ヤードと非常に短いのに対し、インコースは3452ヤードと長く、両者の差は450ヤードを超えています。
このアウトコースはフェアウェイも狭く、高低差を色濃く残しているのでコントロール技術が求められるテクニカルな構成です。
一方でインコースはフラットに仕上がっているので、打ち上げや打ち下ろしに悩むことなくボールを打っていくことが出来ます。
そして障害物はアウトコース、インコース共に非常に少なく、池は一個も配置されていません。