1991年、栃木県鹿沼市に開場したゴルフ場が永野ゴルフ倶楽部です。
村樫石灰工業株式会社の経営陣が自前の土地を使って作ったという経緯を持っていますが、経営を行っていた粟野森林開発株式会社が2006年に民事再生法の適用を申請しており、自主再建型の案が認可されています。
そして2011年にはリゾートソリューション株式会社が取得しており、同年末には南栃木ゴルフ倶楽部と名前が変更されました。
ここは標高370メートル付近の高所に位置しており、周囲には雄大な山々が多くあるので、素晴らしい眺望を楽しむことが出来ます。
また、セルフプレーを選択した場合の利用料金は安く、時間帯によっては18ホールを大きな休憩なしで回るスループレーも可能です。
南栃木ゴルフ倶楽部の18ホールは斉藤直幸氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6621ヤードと平均的な数字となっています。
丘陵地帯の斜面に作られているので傾斜が残されており、傾斜の影響を受けにくい箇所にボールを落とす戦略性も重要です。
そしてフェアウェイの幅は十分に広く、また全体的に真っ直ぐ作られているので、遠くに飛ばしたいというプレーヤーの方に向いています。
さらにゴール地点であるグリーンの位置が明白なので、どのルートで攻略していくか計算しながら回ることも可能です。
グリーンに力を入れているのが南栃木ゴルフ倶楽部の特徴であり、コンディションの良いグリーンでパッティングを楽しむことが出来ます。
また、障害物は大きくはありませんが、池やバンカーがグリーン近くにあるので注意が必要です。