高知県高知市で1958年より営業を行っているゴルフ場が高知ゴルフ倶楽部です。
「高知ゴルフ倶楽部 正蓮寺コース」と表記されることもあり、高知県内で初めて作られた伝統あるコースとなっています。
アウトコースとインコースの間には公道が通っているので、バスを使って移動するのが大きな特徴です。
高知ゴルフ倶楽部の18ホールは丸毛信勝氏が設計を担当しており、コース改造の際は戸張捷氏が監修を担当しました。
18ホールはバックティーからの距離が6252ヤードと短いものの、丘陵地帯に展開されているので高低差と傾斜が色濃く残っています。
フェアウェイはさほど広くはなく、ラフの割合が多いので、ボールが曲がるとラフに打ち込むことも珍しくありません。
フェアウェイにも傾斜が残っているコースなので、ラフに入ると更にボールが曲がりやすく、立て直しに苦労することとなります。
途中で角度を変えるドッグレッグも多く、左に大きく曲がる3番ミドル、10番ミドル、右に大きく曲がる4番ミドルホールは難所です。
バンカーの数は際立って多いわけではありませんが、7番ミドル、8番ミドル、17番ロングホールではティーショットが落ちそうな地点からバンカーがあり、一打目でも油断はできません。
池はティーグラウンドの近くに配置されていることが多く、2番ショート、11番ミドル、13番ロングホールは池越えスタートなのでティーショットでプレッシャーがかかりやすくなっています。