札幌ゴルフ倶楽部は札幌市近郊に二つの18ホールを所有しています。
最初に作られたのが1958年、北海道北広島市に開場した「札幌ゴルフ倶楽部 札幌コース」であり、1962年には輪厚コースと名前が変わりました。
北海道内で4番目に作られ、ANAオープンゴルフトーナメントの舞台としても知られている輪厚コースの18ホールは井上誠一氏が設計を担当しており、グリーンから最も遠いチャンピオンティーからの距離は7063ヤードです。
林間地帯に位置しており、高低差は少ないものの、途中で角度を変えるドッグレッグが多く採用されているのでボールの落とし所が難しくなっています。
池は数個配置されているものの面積はさほどでもなく打ち込む可能性は高くはありませんが、バンカーはフェアウェイから多数登場し、砂に捕まることも珍しくありません。
ドッグレッグを採用しており曲がり方が急な5番ロング、7番ミドル、13番ミドルホールはバンカーも多く特に注意する必要があります。
後から北海道夕張郡由仁町に作られたのが1974年、「札幌ゴルフ倶楽部 由仁コース」です。
こちらの18ホールも井上誠一が設計を担当しており、チャンピオンティーからの距離は7031ヤードと距離も十分にあります。
丘陵地帯に展開されていますが高低差は少なく、フェアウェイも広々としているのでティーショットで打ちにくいと感じることはほとんどありません。
しかし傾斜が残っているので、二打目以降の難度は高めとなっています。