1988年、秋田県秋田市に開場したゴルフ場が秋田太平山カントリークラブです。
秋田市、上小阿仁村にまたがっており地元の名物である太平山を望むことが可能であり、西に見える日本海も景観面での名物となっています。
秋田太平山カントリークラブの18ホールは滝澤克己氏が監修を担当しており、バックティーからの距離は6915ヤードと距離も十分です。
丘陵地帯に展開されているものの、全体的にフラットであり、距離感が狂うことはほとんどありません。
フェアウェイの幅も十分ですが、ラフの割合が非常に多く、ホールの途中で角度を変えるドッグレッグもあります。
左に大きく曲がっていく5番ミドル、6番ロングホールはティーグラウンドからグリーンを確認し辛い構成です。
アウトコースは曲がりくねった構成が多めですが、インコースは軒並み真っ直ぐ作られており、視界も開けています。
アウトコース、インコース共に序盤はさほど難易度は高くありませんが、後半になる程に厳しくなるのが大きな特徴です。
アウトコースではドッグレッグに加え8番ショートホールの谷越えが障害であり、丘陵地帯の自然を最大限に活かしており、バンカーや池はあまりありません。
インコースはドッグレッグが少なく、代わりに多数の大きな池が配置されており、フェアウェイの右手に池が配置されている16番ミドル、池越えスタートの17番ショートホールは水に打ち込みやすくなっています。
バンカーの数は平均的であり、プレーに大きく影響を与える程ではありません。