上武カントリークラブは群馬県藤岡市で1976年より営業を行っているゴルフ場です。
「上武カントリークラブ 浄法寺コース」と表記されることもあり、元々は全27ホール体制でした。
浄法寺コースの18ホールと、独立した「上武カントリークラブ 鬼石コース」の9ホールを所有していましたが、鬼石コースの土地は太陽光発電に転用することが決定し2013年の8月で閉鎖されています。
残された浄法寺コースの18ホールは和泉一介氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は5890ヤードとあまり長くはありません。
丘陵地帯に展開されていますが、高低差は最大で50メートル程度とアップダウンが激しい作りではないので、距離感が狂うことは少なめです。
フェアウェイの幅はややばらつきがあり、狭くなっている箇所もあるので、飛距離よりもコントロール技術が重要となっています。
ホールの途中で角度を変えるドッグレッグは多めですが、曲がり方は急ではないので、刻んでいく場合はさほど気になりません。
バンカーの数は非常に少なめであり、グリーン周りにもあまり配置されておらず、アイアンを使ったアプローチショットで躓くことは少なめでしょう。
池も数はさほど多くなく、面積も小さめですが、グリーン近くに配置されていることが多く、面積の割には打ち込む可能性が高めとなっています。
ティーグラウンドの先に池が配置されており、池越えスタートの17番ロングホールも注意したいポイントです。