1957年、東京都北区に開場したゴルフ場が赤羽ゴルフ倶楽部です。
東京都内で三番目に作られており、東京23区内で営業を行っている数少ないゴルフ場となっています。
荒川の河川敷で営業を行っている河川敷コースですが、パブリック制ではなく、会員権のあるメンバーシップ制を採用していることが大きな特徴です。
東京23区内でメンバーシップ制を採用しているゴルフ場は、赤羽ゴルフ倶楽部のみとなっています。
平山孝氏設計により作られた18ホールの、バックティーからの距離は6219ヤードであり長いコースではありませんが、フェアウェイが広々としており狭さは感じさせない作りです。
河川敷コースの多くがそうであるように高低差は殆ど無く、また木々の数は多いわけではないので視界は良好となっています。
しかし木々の少なさが理由でOBが出やすく、飛距離を出そうとフルスイングした場合はOBを記録してしまうことも珍しくありません。
4番ミドルホールはティーグラウンドの直後に大きく角度を変えますが、他は概ね真っ直ぐ作られています。
河川敷近くに展開されているので、フェアウェイから大きく外れた場合は水に落としてしまう可能性が高めです。
またコース内にも多数の池が配置されており、プレーが単調になることを防ぎ戦略性を高めています。
グリーンの手前に池が配置されている5番ミドル、17番ショートホールは特に注意が必要です。
一方でバンカーの数は非常に少なく、コース内には殆ど配置されていません。