1969年、長野県千曲市に開場したゴルフ場が千曲高原カントリークラブです。
標高900メートル付近に位置しており、特に夏場は涼しく爽快感に繋がり、またボールが飛びやすい高所にあるので、こちらも爽快感に繋がります。
ホールによっては長野盆地に向かってショットを打つこともあり、景観面での名物です。
丘陵地帯にあり、打ち上げや打ち下ろしの多いこの18ホールは、藤田欽哉氏とコリン・キャンベル両氏が設計を担当しました。
バックティーからの距離は6344ヤードとかなり短めとなっており、その原因はアウトコースにあります。
アウトコースの9ホールの距離は3000ヤードに届いておらず非常に短めであり、全体的にテクニックが求められる構成です。
インコースはそれとは対照的に距離が長めに作られており、飛距離に自信がある方、思い切り飛ばしたい方に向いている9ホールとなっています。
フェアウェイは全体的にやや狭く、ラフの範囲が広めなので、特にアウトコースではティーショットの正確性が重要です。
障害物の数は少なめであり、特にバンカーは平均以下の数しか配置されていないので、砂に捕まって打数が嵩むということはあまりありません。
一方で池は多めであり、アウトコースでは半数近いホールで見られるので、池を避けることが好スコアに繋がります。
グリーンの奥に池があり飛ばし過ぎは禁物の2番ミドル、池越えスタートであり打球の方向に迷う6番ショートホールは難度が高めです。