1977年、兵庫県三木市に開場したゴルフ場が太平洋クラブ六甲コースは、神戸、大阪からのアクセス性に優れています。
またプロトーナメントの開催実績もあり、高く評価されているゴルフ場です。
富澤誠造氏が18ホールの設計を担当しました。
グリーンから最も遠い、チャンピオンティーからの距離は7067ヤードとなっています。
丘陵地帯に作られているものの、高低差は少なくフラットな作りで、木々が多く植えられており、各ホールの間はほとんどが仕切られています。
このコースの特徴は終始登場するドッグレッグで、ホールの途中で大きく角度が変わるドッグレッグを多く採用しており、ティーグラウンドからグリーンが見えないことも珍しくありません。
フェアウェイがそれほど広くないこともあり、飛距離に加えてコントロール技術も重要となります。
特に最終18番ホールは、かつて太平洋クラブ六甲コースで行われた大会で優勝した尾崎将司プロが日本一のミドルホールだと絶賛しました。
障害物も多く配置されており、常にプレッシャーがかかる作りです。
バンカーの数は平均的な数字となっていますが、一個一個が大きく、3番、17番ショートホールのバンカーは特に大きめです。
池も多めに配置され、中でも7番、12番、18番ホールの池はどれもグリーン手前にあり、アプローチショットの難度を上げている存在でしょう。
利用料金は平均的な数字となっていて、グリーンを始めとしたコースのコンディションも常に良い状態です。