田人カントリー倶楽部は東日本大震災の影響で閉鎖されたゴルフ場

日本のゴルフ場
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田人カントリー倶楽部は、福島県いわき市で1976年より営業を行っていたゴルフ場です。
那須の山々と太平洋が景観の面での見所でした。
利用料金は安めであり、また9ホールでのプレー、いわゆるハーフラウンドにも対応していたコースです。

梅澤弘氏が18ホールの設計を担当しました。
丘陵地帯に作られており、アップダウンはあります。

このコースは18ホールで構成されているにも関わらず、パーが73に設定されていました。
例が無いわけではありませんが、非常に珍しいコースです。

18ホールの距離は6587ヤードであり、それほど長いわけではありませんでした。
パーが73である原因は、インコースでロングホールが3つあったことです。

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フェアウェイは広めに作られているので、思い切ったドライバーショットを打つことが可能でした。
障害物はそれほど多いわけではありません。

池は数箇所にあるものの、どれも面積は小さめです。
4番ホール、6番ホールには大きめのバンカーが配置されていましたが、全体的に見ればバンカーはあまりありません。

この田人カントリー倶楽部は2011年まで営業されていましたが、東日本大震災の発生により営業中止を余儀なくされました。
被害が大きかったわけではなく、2011年の4月には営業を再開するものの、5月には営業を停止しました。

原発に近いところにあり、利益が上げられなくなったのが原因と言われています。

その後は2011年の7月に営業再開が発表されたものの、2012年には放射線量の問題で閉鎖されることとなりました。

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