現在の北海道ブルックスカントリークラブ、かつては「苫小牧カントリー倶楽部 ブルックスコース」と呼ばれていたゴルフ場は1992年、北海道苫小牧市に開場しました。
2009年に経営会社が交代することとなり、2010年より北海道ブルックスカントリークラブの名前を使っています。
川田太三氏、E・スニード氏が18ホールの設計に携わりました。
コースの最大の特徴は7312ヤードと長い点です。
もっと長いコースは国内にありますが、両手で数えられるほど少なく、日本のゴルフ場の中でも屈指の長さを誇っています。
また苫小牧から千歳にかけて広がっている勇払平野は、景観面での見所です。
北海道ならではの広々とした雄大な自然は、他の地域では見ることが出来ません。
コースの評価も高く、プロトーナメントが多数開催されています。
丘陵地帯に作られているので高低差があり、フラットではありません。
打ち上げを苦手としている方にはつらい18ホールです。
また自然の傾斜もあるので、ティーグラウンド以外の箇所では正確なショットが困難となっています。
バンカーの数も多く、グリーン周りを始めとしてフェアウェイにも配置されており、常にプレッシャーがかかるコースです。
長い距離がありながらも、フェアウェイがさほど広くないので、パワーがあるだけでは好スコアは叩けないでしょう。
レートが全てではありませんが、コースレート75.1と非常に高い値が認定されています。
北海道は芝の状態をキープするのが難しい地域ですが、このゴルフ場は状態が非常に良好です。