鳩山カントリークラブは、埼玉県比企郡鳩山町で1986年に開場したゴルフ場です。
その18ホールの最大の特徴は、ブラックティーからの距離が7155ヤードと長い点となります。
7000ヤードを越えるコースは日本でも珍しくはありませんが、7100ヤードを越えるコースはほとんどありません。
18ホールは小林光昭氏と三好徳行氏が共同で設計しています。
丘陵地帯に作られたコースはなだらかであり、高低差で悩まされる心配はほぼありません。
しかし、ただ長いだけのコースではなく、難所がいくつもあります。
まずはバンカーです。
砂で出来たこの障害物が非常に多く配置されており、また面積も大きめです。
ティーショットからバンカーに気をつける必要があり、難易度を上げています。
そして池も豊富に配置されており、池越えのショートホールである17番はガードバンカーが多いこともあって、特に難易度が高めです。
池越えの形になっているところは少なめですが、片側がほぼ全て池であるということもあり、プレーヤーに圧力を与えます。
更にグリーンも難易度が高めであり、総じて高レベルのコースです。
歴史はそれほど長くあるわけではありませんが、プロトーナメントも多数開催されている、勢いのあるゴルフ場となります。
名門ゴルフ場ではありますが、閉鎖的な雰囲気はあまりなく、ビジターでも気軽に訪れることが可能です。
しかし、利用料金は名門にしては抑えられているものの、一般的なゴルフ場に比べれば高めに設定されています。