アメリカ女子ツアーのサイム・ダービーLPGAマレーシアは、2013年でまだ4回目となる新しい大会です。
期間は4日間、マレーシアを舞台として争われ、コースはクアラルンプールG&CCで開催されています。
この大会自体は出場資格が厳しくなっていますが、その代わりに予選カットがありません。
そのため、大逆転劇も期待できますし、さらに好きな選手をずっと見ることができます。
また、この前週にはレインウッドパインバレーLPGAクラシックが中国で行われており、アジアでの戦いの2戦目に当たります。
2013年は、宮里藍、宮里美香、有村智恵、比嘉真美子の4名がエントリーしました。
舞台となるクアラルンプールは、開催される10月は非常に気温が高く、過酷な環境でのプレーになり、その暑さへの対策も含めて、テクニックや集中力が試されることになります。
2013年大会の結果は、3打差で首位を走っていたレクシー・トンプソンが、弱冠18歳にしてそのまま首位を独走、通算19アンダーでフィニッシュして女王に輝いています。
2位に4打差を付ける圧倒的ゴルフで、ゆうゆうと勝利を飾りました。
なおこの勝利でレクシー・トンプソンは、16歳でツアー史上最年少優勝を記録した時以来の、LPGAツアー2勝目を達成しました。
アジアで行われる大会ということで期待されていた日本勢ですが、1アンダーの比嘉真美子の32位タイが最高位ということで、出場選手4名全員があまり芳しくない結果に終わっています。