ウェグマンズLPGA選手権はLPGAで最も重要なメジャーの一つに数えられる大会です。
女子ゴルファーの中でもトップが集まる、LPGA女子ゴルフツアー。
そのメジャーの第2戦に当たるとあって、高いレベルでの戦いが見られ、ニューヨーク州のローキャストヒルCCで4日間の熱戦が繰り広げられます。
2012年大会も熾烈な戦いになっていて、最終日7位スタートのフォン・シャンシャンが、奇跡的なチャージを見せて、大逆転で優勝を飾ったこと記憶に強く残っています。
また、彼女は中国人初のメジャー制覇をしたとして記録にも残っています。
そのときは、日本勢の宮里美香が、2打差で2位タイにつけていたと言うこともあり、日本人にとっても印象深い大会です。
他の日本人選手としては宮里藍も2010年に3位タイの好成績を残していて、日本人には相性のいいコースであり、大会であるということが言えます。
ただし、日本人がこのメジャーを制覇したことは、1977年の樋口久子までさかのぼることになり、近年、優勝には縁がないタイトルです。
2013年は初日に悪天候により順延というハプニングがあったので、最終日は36ホールと言う長い決勝になりました。
そしてカトリーナ・マシューと朴仁妃が5アンダーで並び、プレーオフにまでもつれ込み、そして、朴仁妃がプレーオフを制して、メジャーを制覇しました。
また彼女は「クラフトナビスコ選手権」も制覇しているために、これでメジャー2連勝になり、夢のグランドスラムに一歩近づいたことになります。