プロ転向後長い間勝利と縁がなかった、兼本貴司選手

プロゴルファー
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1970年生まれ、広島県出身のプロゴルファーが兼本貴司選手です。
ゴルフに接するようになったのは16歳の時のことでした。
練習場でアルバイトをしてゴルフを学びながら、高校卒業後に研修生となります。
1993年にプロテストに合格しました。
長期間の努力の成果が表れた瞬間ですが、プロ入りしてから活躍するまでには更に時間がかかることとなります。

1994年のヨネックスオープン広島でデビューするものの、この時は予選落ちという結果でした。
その後は勝利こそないものの、1999年に初めてシード権を獲得したのです。

成績は順調に推移しているようでしたが、優勝には手が届きませんでした。
2006年には今までキープしていたシード権を無くしてしまいます。

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この時はツアープロからレッスンプロへの転向を考えたそうです。
しかし兼本貴司選手は諦めず、中嶋常幸選手に師事してツアープロを続行します。

師匠の存在が大きかったのか、2007年には再びシード権を獲得しました。
そして混戦となった2009年の三菱ダイヤモンドカップゴルフでプレーオフを制し、初優勝することとなります。

プロ17年目での初勝利ということで、話題を呼びました。
2010年には「The Championship by LEXUS」で勝利します。

2011年は調子を崩しシード権を失うものの、翌年にはシード権を再び獲得しました。
長い間努力を続けてきた選手なので、大きく崩れることなく安定して好成績を残しています。

初勝利こそ遅めでしたが、今後の活躍も十分に有り得る選手です。

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