神奈川県伊勢原市で1969年より営業を行っているゴルフ場が、伊勢原カントリークラブです。
東名高速道路の厚木インターチェンジからおよそ11kmの距離にあり、小田急線の伊勢原からは自動車でおよそ15分と、交通の便が良好となっています。
加えて伊勢原駅からは送迎バスも出ているので、自動車を利用出来ない場合でも移動に困ることは殆どありません。
ここではメンバーシップ制を採用して営業を行っていますが、平日ならばビジターのみで予約を取ることが出来ます。
伊勢原市や平塚市の街並みを見下ろすことが可能であり、遠くには湘南、相模湾を望める眺望が名物です。
1950年代に日本にゴルフブームを巻き起こした中村寅吉氏のホームコースであり、クラブハウスの2階では中村寅吉氏にまつわる展示物が飾られています。
伊勢原カントリークラブは9ホール構成の3コースを所有しており、梅澤弘氏が設計を担当しました。
最も短いインコースはバックティーからの距離が2668ヤードと非常に短く、最長のアウトコースでも距離は3253ヤードとさほど長くはありません。
また、フェアウェイの左右どちらかにボールを曲げると不利になることが多く、OBには特に注意が必要です。
アウトコースの4番ロングホールを除けば500ヤードを超えているホールはないので、飛距離よりもコントロール技術が求められます。
さらにインコース、大山コースでは複数の谷越えスタートがあり、ティーショットでプレッシャーがかかりやすいものの、バンカーや池はあまり配置されていません。