古川カントリー倶楽部は、宮城県大崎市で1979年より営業を行っていたゴルフ場です。
「古川カントリー倶楽部 岩出山コース」と表記されることもあり、山々に囲まれて自然が多く、春の桜と秋の紅葉が名物となっています。
2007年に改修を終えた18ホールは郷禎伯氏が設計を担当しており、バックティーからの距離が6900ヤードと長めです。
丘陵地帯に展開されていますが、高低差は少なく、木々により各ホールは仕切られているので林間コースの趣きも持っています。
フェアウェイの幅は広く、アウトコースは概ね真っ直ぐ作られていますが、インコースはホールの途中で角度を変えるドッグレッグ、谷越えが多く変化に富んだ構成のため戦略がものをいうコースとされていました。
真っ直ぐ作られているものの距離が600ヤードと最も長い1番ロング、距離が長く途中から緩やかに右に曲がる4番ロング、グリーンへのアプローチショットが谷越えである11番ロング、谷越えスタートの後で左に曲がっていく12番ミドルホールは丘陵地帯の自然を活かしており、且つ難度が高く打数が嵩むことも珍しくありません。
古川カントリー倶楽部は2013年の4月に電話番号が変更され営業が停止しましたが、その原因は営業の不振であることが判明しました。
2013年からメガソーラー発電所の建設が行われるという事で話がすすみ、2014年にはゴルフ場の跡地を使って太陽光発電事業を行う予定であることが判明しています。