1976年、滋賀県甲賀市に開場したゴルフ場が滋賀甲南カントリークラブです。
会員権を持ったメンバーのいないパブリック制を採用しているので、利用料金が抑えられており、ビジターの方でも訪れやすくなっています。
JR草津線の寺庄駅から3分程度の距離にあるので立地条件は抜群に良く、自動車を持っていない方でも容易にアクセスが可能です。
滋賀甲南カントリークラブの18ホールは上西荘三郎氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6263ヤードと長くはありません。
丘陵地帯に展開されているものの、フラットに仕上がっており、アウトコースはフェアウェイも広く積極的に攻めていくことが可能です。
ホールの途中で角度を変えるドッグレッグはアウトコースでも見られますが、インコースで特に多くなっています。
インコースはフェアウェイがさほど広くないこともあり、コントロール技術とプレーヤーの戦略性、想像力が重要です。
ドッグレッグであり距離が長い3番ロング、途中から右に曲がっていく12番ミドルホールは打数がかさみやすくなっています。
グリーン周りにはガードバンカーがありますが、フェアウェイからバンカーが登場することは少なく、アプローチショット以外で砂に捕まることはあまりありません。
池の数はやや多く、2番ショート、7番ショート、16番ミドルホールは池越えスタートなのでボールを水に落とす可能性は十分にあります。
しかし他の池はフェアウェイやグリーンから離れており、プレーには絡むことは少なめです。