2002年、千葉県君津市に開場したゴルフ場が、新君津ベルグリーンカントリー倶楽部です。
自然を活かして作られており、房総半島の中央に位置していながらも本場のリンクスコースを意識した設計が見所となっています。
新君津ベルグリーンカントリー倶楽部の18ホールは大西久光氏が設計を担当しており、グリーンから最も遠いフルバックティーからの距離は、6818ヤードと長めです。
丘陵地帯に展開されていますが、なだらかな斜面に作られているので、打ち上げや打ち下ろしはあまりありません。
木々の数は決して少なくはないものの、各ホールを仕切る程はありませんので、OBには注意が必要です。
また、終始フェアウェイが狭くラフの割合が多い為、飛距離よりもコントロール技術が求められるコースとなっています。
ホールの途中で角度を変えるドッグレッグは11番ミドル、14番ロングホールだけであり、全体的に真っ直ぐ作られているのですが、狭いフェアウェイの中を進んでいくミドル、ロングホールは全体的に難度が高めです。
その一方で、バンカーや池といった障害物はあまり配置されておらず、バンカーは一切配置されていないホールもあります。
リンクスコースの雰囲気を醸し出している池は、個数は少なめですが面積が大きく、池越えスタートの8番ショート、13番ショートホールは池に落とす可能性が高めです。
ドッグレッグを採用している11番、14番にも池が配置されており、共にフェアウェイから近い位置にあるのでこちらも打ち込みやすくなっています。