1964年、兵庫県朝来市に開場したゴルフ場が生野高原カントリークラブです。
ゴルフ場の名前にもある通り、高原地帯に作られていることが特徴であり、夏場は涼しくプレーすることが可能となっています。
リゾートコースとしての側面を持っており、フェアウェイが広く気持ち良く飛ばせる生野高原カントリークラブの18ホールは、町田義雄氏が設計を担当しました。
バックティーからの距離は6606ヤードと平均的な数字で、ホールの途中で角度が変わるドッグレッグは殆ど採用されていません。
ティーグラウンドからグリーンを確認して打つことが出来るので、プレーヤーは戦略を組み立ててプレーに臨むことが可能です。
アウトコースとインコースでは特徴が大きく異なり、アウトコースは距離は長めですが、丘陵地帯ならではの高低差があり、ラフの割合が多めなのでやや打ちにくくなっています。
しかしインコースは距離は短めですが高低差が殆どなく、フラットと似た感覚で打つことが可能です。
障害物はあまり配置されておらず、池は計4つですがどれもプレーに絡みやすい位置にあるので、最も注意する必要があります。
バンカーはやや多めに配置されており、一個一個の面積も大きめなので打ち込んでしまった場合は、脱出に手間取ることも珍しくありません。
グリーンの周囲を大きめのバンカーが取り囲んでいる10番ミドル、フェアウェイからバンカーが登場する15番ミドル、16番ミドルホールは苦戦する可能性が高めです。