1973年、神奈川県秦野市に開場したゴルフ場である大秦野カントリークラブは、丹沢大山国定公園内を代表する山々、丹沢山地を背景にしてプレーすることが可能となっています。
中村寅吉氏が18ホールの設計を担当し、バックティーからの距離は6371ヤードです。
山岳地帯に位置しており、高低差と傾斜が大きくあるので真っ直ぐ飛びにくいコースです。
フェアウェイは広く作られており、多く植えられている木々がOBを防いでくれるので、ティーショットは打ちやすくなっていますが、二打目以降は飛距離よりコントロール技術が必要でしょう。
アウトコースは短くなく、バックティーからの距離は3458ヤードありますので、やや長めの数字となっています。
それに対し、インコースは2925ヤードとかなり短めで、ロングホールが少ないので、インコースはパーが35に設定されています。
高低差、傾斜に加え途中で大きく角度を変えるドッグレッグが採用されている最終18番ホールは難度が高めでしょう。
障害物はあまり配置されておらず、6番、9番ホールでバンカーがやや多めですが、その他のバンカーは小さめであり、数も少なめです。
バンカーが全くないホールもある上に、池はコース内に一つもありません。
しかし、グリーンも小さめなので、アプローチショットの難度が高めとなっています。
利用料金はそれほど高くも安くもありません。
グリーンを始めとした芝のコンディションは好評であり、キャディの方の案内も好評です。