ゴルフでかむという言葉が使われた場合、ほとんどは軽度のダフりであることです。
まず、ダフるという言葉は、ゴルフでクラブヘッドがボールの手前に入ってしまうことを指します。
ボールがないところ、地面などを叩いてしまうといった方が分かりやすいでしょう。
ダフってしまうと、仮にボールを飛ばせたとしても、飛距離も出ませんし、手首を怪我する危険も高くなるので、なるべく避けたいプレーです。
その軽度なものを、一般的にかむと呼んでいます。
軽度ですので、怪我をするといった可能性は低くなりますが、飛距離の面でも通常以下しか飛ばなくなり、決して良いプレーとは言えません。
一般的にダフるというプレーは、ボールに当てられないほど酷い場合に使います。
それに対し、かむは手前を叩いてしまったものの、ボールは飛んだ、という場合に使われるのが一般的です。
「失敗した」「ミスショット」という意味合いが強いですが、正確な意味はクラブのフェースとボールの間に土、芝が挟まってしまうことです。
特に芝が挟まるのは、ダフってしまった時には必ずと言っていいほど起こることですが、一方で上手く打てば避けられるものです。
しかし正確な意味だと、ラフやバンカーに入ってしまった場合は全て「噛んだ」ショットとなってしまいます。
フェアウェイほど飛ばないということを考慮すれば、決して間違っているわけではないのですが、状況によっては避けられないのが正確な意味での特徴です。