1975年、栃木県鹿沼市で営業を開始したゴルフ場が、南摩城カントリークラブです。
9ホール構成の3コース、計27ホールと広大な土地を有していることが特徴となります。
浅見緑蔵氏が西、中コース、浅見勝一氏が東コースの設計を担当しました。
丘陵地帯に作られていながら、全体的にフラットであり、高低差は少なめです。
また、ほぼ全てのホールが木々により仕切られていて、思い切り打っても他の組に影響を与えることはほぼありません。
西コースと呼ばれている9ホールは、豪快な打ち下ろしから始まり、最も距離が長いという特徴を持っています。
バンカーは少なめであり、グリーン周りを中心に配置されていますが、さほど大きくありません。
気をつけなければいけないのは池です。
それほど大きくはありませんが、池越えやグリーン手前の池は要注意となります。
中コースと呼ばれている9ホールは、最も短く、池は全く見られません。
バンカーも小さめのものが中心であり、障害物がプレーを大きく阻害する構成にはなっていないのが特徴です。
フェアウェイが狭めであり、また曲がりくねったホールのどこにボールを落とすか、戦略性が問われます。
東コースと呼ばれている9ホールは、バンカーが多めに配置されており、また大きな池もあるので技術が必要です。
利用料金は安めに設定されていますが、グリーンを始めとする芝の状態は悪くなく、良い評判が聞かれます。
設備は若干古いようですが、さほどマイナスの影響はありません。