エミレーツ オーストラリアオープンは、全豪オープンとも呼ばれています。
シドニーのザ・レイクス・ゴルフ・クラブで開催されていて、このコースはオーストラリアで最も難しいコースとされています。
そして優勝賞金は1500万ドルと多額になっていて、ストーンヘブン・カップが贈られます。
最大の特徴は、コースが何百万年も昔に形成された砂丘の上に作られたもののため、アップダウンが激しくなっているということです。
これにより視界がかなり悪くなっていて、思ったポイントを狙うのが難しいコースとなっています。
さらに砂丘の上であり、水はけがよいことから、雨によって試合ができなくなってしまうということはあまりありません。
裏を返せば、かなりの豪雨の中悪天候でも続けてしまうので、それに応じたテクニックがなければ思わぬところでスコアを崩してしまいかねません。
そして、バンカーの配置がいやらしいことでも知られていて、上級者であっても手を焼くと言われています。
ザ・レイクス・ゴルフ・クラブは、シドニーからわずか15分という立地にあり、そのため、観光地として多くの見学者が訪れます。
そして、エミレーツ オーストラリアオープン観戦のためのオーディエンスも多く、世界のトッププレーヤーのプレーを観るため、観光と一緒に観戦ツアーもよく組まれています。
2011年にはタイガー・ウッズ、ダスティン・ジョンソン、バッバ・ワトソン、ニック・ワトニーという豪華な顔ぶれで争ったこともあります。