全美貞選手は、韓国出身の女子プロゴルファーで、2012年には賞金王並びに、日本女子賞金ランキング1位に輝いています。
すでに、日本女子ゴルフ試合においても、公式戦を除いた21試合において優勝をしています。
アジア系の女性の中では比較的身長が高く、175cmの長身から繰り出されるボールには飛距離があり、パワフルなプレイを武器にして活躍しているプレイヤーでもあるでしょう。
そんな全選手が、ゴルフを始めたのは15歳の時からで、ゴルフに転向する以前にはローラースケートの選手でした。
そのわずか4年後の2001年にはプロに転向をしています。
そして2005年からは、日本のゴルフトーナメントにも参戦するようになり、参戦するや否や同年の年間獲得賞金ランキングにおいて12位に入賞し、初シード権も獲得しました。
同年に開催された「新キャタピラー三菱レディースとミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントでは2位に入賞しています。
さらにその翌年には、Meijiチョコレートカップなど年間3勝を挙げて年間獲得賞金額が1億円を突破し、獲得賞金ランキングでも2位に急浮上しました。
しかも2006年以降においては、毎年のように賞金女王争いに名を連ねている常連のプロゴルファーにもなっているのです。
その後、2011年に開催されたLPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップにおいて、ようやく公式戦初優勝という輝かしい成績を手中にすることができました。
また、2013年の賞金ランキング50位にも入賞できたために、2014年シード選手にも選ばれています。