八塩明紀子選手は1969年生まれ、広島県広島市出身の女子プロゴルファーで、中国にある厦門大学海外教育学院出身です。
ゴルフを始めた時期、きっかけなども不明ですが、過去には静岡県にある葛城ゴルフ倶楽部に所属していたことがあり寺下郁夫氏に師事しています。
1988年のプロテストで合格しており、19歳前後の時にプロ入りした、早い時期に結果を出した選手です。
1988年の週刊女性・JUNON女子オープンでレギュラーツアーデビューを果たしますが、プロ初年度は芳しい成績を残すことはできていません。
1989年にはヤマハカップレディスオープン、三菱電機ファンタスレディス、ベンホーガン&五木クラシックの3試合で賞金を獲得しているものの、ツアー対象外の試合以外では上位に食い込めずに終わりました。
1990年のシーズンはレギュラーツアーに多く出場しましたが、ヤクルトレディース、中京テレビ・ブリヂストンレディス、ミズノオープン以外は予選落ちに終わっています。
1991年以降はトーナメントへの参戦数自体が大きく減っており、ステップアップツアーを中心に賞金を稼ぎました。
しかし1994年のシーズンを最後にトーナメントへは参戦しておらず、1992年以降はレギュラーツアーでの獲得賞金がゼロとなっています。
ツアープロとしては引退状態にありますが、レッスンプロとしての活動を行ってはおりませんが、ゴルファーの熱闘の様子を、本条強氏が本にした著作の中にもその活躍が記載されるなどゴルフに人生を捧げている人だといえるでしょう。