1950年5月20日、熊本県に生まれた西村純子氏は、1971年の21歳の時にゴルフを始めました。
元来九州出身のプロゴルファーはとても優秀と評判で、実力派の女子プロゴルファーを多く生み出す土地として定評があります。
なぜなら自然豊かな土地に、ゴルフ場が多く作られていることが多いからです。
しかし、西村氏がプロゴルファーを目指した時は、プロゴルファーを志す女性自体が非常に少なく、プロゴルファーとして育成するような環境も整っていなかった時代です。
熊本を出た後、西村氏は九州女子短期大学を卒業しますが、それまでにゴルフを打ち込める環境がありませんでした。
西村氏が学生時代に打ち込んでいたのは、主にバスケットボールやバレーボールといったスポーツでした。
西村氏は1977年に日本女子プロゴルフ協会に加入し、正式なプロゴルファーとなります。
この時、西村氏は27歳でした。
ここから西村氏のプロゴルファー人生が始まりました。
最初に挑んだ大会は、ミズノプロ新人トーナメントです。
ここで西村氏は、11位タイという成績でフィニッシュしました。
西村氏が出場した大会はこれが最初で最後となりました。
その後は、結婚して子供を2人授かることになり、プロゴルフの世界からは退くことになりました。
現在は青山高原カントリークラブに所属し、ゴルフ場のレッスンプロとして活動していたり、関西地区のゴルフ振興会のチャリティーイベントにも参加しています。