谷美稀子選手は1990年に62期生として、日本女子プロゴルフ協会に入会しました。
1971年生まれですので、プロになったのは19歳という年齢です。
12歳からゴルフを始めたことを考えれば、短時間でメキメキと成長していったことが窺えます。
所属はフリーで、ボールとシューズはブリヂストンと契約をしています。
整った容姿が人気を呼び、現在は第一線を退いていますが、ゴルフ解説や個人的にゴルフの指導などを行い、普及活動に全力を挙げて取り組んでいます。
主な戦歴としては、2000年にMTCIフューチャーカップ2000で4位タイ、1999年には樋口久子・紀文クラシックで5位タイ、TaKaRa WORLD INVTATIONALで32位タイ、1994年にはダンロップツインレイクスレディスオープンで37位タイ、1995年にはエス・シー・レディスプロゴルフトーナメントで38位タイ、三菱電機レディスゴルフトーナメントで39位タイとなっています。
1990年代にかけて、常に優勝争いに食い込める選手として誰からも恐れられていました。
デビューした1990年を見ると大会には参加しておらず、翌年の1991年から40万円の賞金を獲得するようになると、頭角を現してきました。
1993年はケガやスランプの関係で、賞金獲得するこはできませんでしたが、1994年には100万円、2000年には300万円と実力は経験と共に増していくことになりました。
トーナメントなどの主な大会には2001年を最後に出ていませんが、その当時を知る人からはその名前は常に語り継がれており、偉大な選手だったことが分かります。