谷福美選手は、1981年に40期生として日本女子プロゴルフ協会に入会し、プロとしてデビューしました。
1959年に北海道で生まれ、北海道立恵庭南高等学校体育科を卒業しています。
18歳からゴルフを始め、22歳でプロとしてデビューするようになりましたので、僅か4年程度でプロの世界で羽ばたくことになったのは素晴らしいことでもあります。
妹2人も共にプロとして活躍をしており、姉妹で切磋琢磨をして共々良い成績を収めていることが分かります。
谷福美選手は、今までに優勝を国内で11回しているほどの強豪選手であり、誰もが恐れるような腕前を誇っています。
まず、1987年のダンロップレディスオープンゴルフ、伊藤園レディスゴルフトーナメント、ニチレイレディスカップと1年で3優勝を皮切りに、88年には、那須小川レディスプロゴルフトーナメントなど数々の大会で、89年にはコニカカップワールドレディス、ダンロップレディスオープンゴルフなどで、90年にはスカイコートレディスゴルフトーナメント、週刊女性・JUNON女子オープンでそれぞれ優勝をしています。
生涯獲得賞金は2億3千万円となっており、全体で82位という好成績を残しています。
2013年まで現役で活動していたのですが、年齢の問題やケガとの戦いなどから、それ以降はレッスンをしてジュニアや一般の人に教えるなどの指導に力を入れています。
輝かしい成績の裏には、絶え間ない努力があったことを忘れる訳にはいきません。