デービス・ラブ3世選手は、PGAツアーで永久シード権を獲得した
名の知られたプロゴルファー、デービス・ラブ2世選手の息子であり、同じくプロゴルファーになったのがデービス・ラブ3世選手です。
1964年、アメリカのノースカロライナ州に生まれており、ゴルフの英才教育を受けて育ちました。
ノースカロライナ大学に進学しており、1985年にはプロに転向すると、同年に行われたクオリファイイング・スクールで7位に食い込み、翌年の出場権を獲得しています。
1986年よりPGAツアーに本格的に参戦し、1987年のMCIヘリテージ・ゴルフクラシックで初勝利を上げました。
以降は順調に勝ち星を積み重ねていき、1992年にはプレーヤーズ選手権を始めとして年間3勝を記録し、賞金ランキングは自身最高の2位に上昇しました。
トッププレーヤーの仲間入りを果たしたものの、メジャー大会では惜敗することが多く、1995年のマスターズ・トーナメント、1996年の全米オープンは1打差で敗れています。
しかし、1997年には全米プロゴルフ選手権でメジャー大会の初勝利を成し遂げ、2003年にはツアーで4勝を達成し世界ランキングで3位になりました。
以降は徐々に成績を落としていき、2008年にはシード権を喪失するかもしれないというピンチに立たされるものの、チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシックで優勝し、PGAツアー20勝による永久シード権を獲得しました。
基本的にはPGAツアーにしか出場していないものの、1998年には日本で行われた中日クラウンズに参戦し、圧勝しました。
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