鈴木美重子は日本女子プロゴルフ協会の副会長
鈴木美重子氏は2014年では、日本女子プロゴルフ協会の副会長を務めており、女子ゴルフ界のお母さんと呼ばれることもあります。
今は協会の理事を務め、若手の活躍を見つめる鈴木氏ですが、若手の時はドライバーを得意とする飛ばし屋でもありました。
鈴木氏は1953年2月8日に生まれました。
東京都新宿区が出身地であり、生粋の江戸っ子でもあります。
ゴルフを始めたのは18歳の時であり、それまでは陸上競技に専念していました。
当然ながら、プロゴルフに転向後にすぐ結果を残せる選手は多くありません。
しかし、鈴木氏が22歳になった1975年には全日本ミックスダブルスで優勝。
同年のミズノプロ新人トーナメントでも優勝し、鮮烈な印象を残す若手としてゴルフ界に参戦したのです。
翌年からもコンスタントに優秀な成績を残しますが、惜しくも優勝には手が届かない年が続きます。
ようやく初めてメジャー戦のタイトルを獲ったのは、1981年の日本女子プロゴルフ選手権大会でした。
実はメジャートーナメントで優勝したのはこの一度きりであり、その他のツアー戦でも3勝という結果に終わりました。
1987年には、約1800万円というキャリアハイの獲得賞金を手にしますが、それ以降の成績は下降し、1997年を最後として一線から退くことになったのです。
その後は裏方に回り、ゴルファーの育成や、レッスンDVDなどを販売している他、気さくな人柄が好まれ、女子ゴルフ界の重鎮として活躍しています。
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