アメリカのニューヨーク州に位置している、ロングアイランドにある名門ゴルフ場がメイドストーン・ゴルフ・クラブです。
1891年に開場しており、テニスコートやプライベートビーチ、プールなどが用意されていたものの、ゴルフコースはありませんでした。
1894年には3ホールでゴルフを楽しむことが出来るようになり、詳細な時期は不明ですが9ホールに増設されています。
そして、1899年にはウィリアム・H・タッカー氏設計により18ホールのコースが完成しました。
その後は1922年に18ホールが増設されているものの、こちらはハリケーンの被害で一部が閉鎖されており、9ホールが残っています。
メンバーシップ制を採用しており、会員となるのは非常に難しく、ビジターが利用することは基本的に出来ません。
最初に作られたメイドストーン・クラブのWestコースは、グリーンから最も遠いブルーティーからの距離は6423ヤードとさほど長くはありませんが、大西洋のすぐ近くにあるので、風には注意する必要があります。
また、木々が殆ど残されていないので、開けており見通しは良いものの、OBを記録しやすいので、コントロール技術が問われる構成です。
右に大西洋の絶景が広がっている14番ショート、高い評価を受けている9番ミドルホールが名物となっています。
後から作られたEastコースの9ホールは、2668ヤードとこちらも短めですが、高低差が残されており、海からの風もあるので、好スコアを叩くのは困難です。