韓国から日本の試合に参戦する方は男女問わず多いものの、兄妹そろって日本で活動しているというケースはあまりありません。
そんな中、韓国出身で、日本で活動をしている兄妹が兄であり男子のツアーに参戦している林承彦選手と、妹の林慶珉選手です。
兄の林承彦選手は、2013年にトーナメントへの出場権をかけたクォリファイングトーナメントで25位を記録し、男子ツアーに出場しています。
妹である林慶珉選手は韓国大邱広域市出身、1990年生まれの女子プロゴルファーであり、中央大学校出身です。
11歳という非常に早い時期からゴルフを始めており、2009年には韓国ツアーで計7戦に出場し、賞金ランキングで96位を記録しています。
2010年より日本のトーナメントに参戦しており、同年のスタジオアリス女子オープンでレギュラーツアーデビューを果たしました。
この年はステップアップツアーの「ANA PRINCESS CUP」で単独4位と好成績を残しましたが、2011年は「ルートインカップ 阿蘇グランヴィリオレディース」の8位タイが最高順位です。
2012年は2試合のみの出場でしたが、2013年は年間を通してレギュラーツアーに多く出場しました。
しかし、予選落ちに終わることが非常に多く、最高順位はミヤギテレビ杯ダンロップの44位タイです。
2014年はステップアップツアーを中心に出場しており、ABCレディースで17位タイ、グランヴィリオレディースで23位タイを記録しました。