174cmという長身とモデル並みのスラリとしたスタイルやその美貌で、ロシアの妖精あるいは、ゴルフ界のシャラボアとファンの間では呼ばれ注目を浴びているマリア・ベルチェノワさんのご紹介をします。
ロシアではゴルフの歴史が浅いために、余り人気もないようで、マリアさんがロシア初の女性プロゴルファーです。
プロに転向してからのデビュー戦が東京よみうりカントリークラブで開催されたのですが、日本テレビやTBSテレビ・フジテレビなど3社のテレビ局が集結するという、まさにタイガーウッズ並みの取材規模でした。
そんなマリアさんがゴルフを始めるようになったきっかけは、12歳の時に父親と一緒にコーヒーを飲むために行ったチェコのゴルフ場で、初めて興味を持ってクラブを握ったことから好きになったことと言われています。
従って、まだ10年にも満たないようなキャリアなのですが、それまで9年間程バレエをしてきたというその身体能力の良さ故に、何と2004年と2006年のロシアアマチュア選手権で優勝をするのです。
2005年にはロシアのみならず、ラトビア・スロバニア、2006年にはオーストラリアなどで開催されたアマチュア選手権でも優勝をしています。
平均飛距離は230ヤード程度ですが、安定したショットが特徴のゴルファーで、2006年の欧州ツアーの予選会を通過して以降、プロに転向しました。
2007年には、プロデビュー戦ともなる日本のサロンパスワールドに参戦していますが、残念ながら周囲の期待とは裏腹に初日からボギーの連発で2日間で予選落ちをしています。