デビッド・イシイさんは、ハワイ州カウアイ島生まれの日系3世のアメリカ人プロゴルファーで、現在ではパールCCに所属しながらディレクターなどの職務に携わっています。
祖父は、日本の広島県から移住してきた方でもあり、エリック・シンセキさんはいとこにあたります。
そんなデビットさんがクラブを握ったのは、わずは5歳の時でもあり、ハワイ州の高校に通っている頃には、高校生の大会で何と優勝をしています。
しかも、アマチュアでありながらもManoa CupやState Stroke Play Championshipsなど、一般人が参加をする試合においても優勝を果たしているのです。
その後、名門とされるヒューストン大学に進学をしてゴルフ部ではキャプテンを務めており、オールアメリカンにも選抜をされる程の実力の持ち主でもありました。
そんな実力がありながらも、プロへの道のりは容易なものではなく、実のところプロテストには5回も不合格になっており、ゴルフを断念しようかと思ったような時期もあったそうです。
ところが、その当時ホンダ開発興業の社長に日本でのプレイを勧められたことがきっかけとなり、1979年からはプロゴルファーとして、日本でのツアーに参加をするようになりました。
もちろん、シード権を持っていないこともあって、試合にも容易には参加することはできなかったようですが、試合に参加できるように至るためには推薦者でもあるホンダ社長が東奔西走されたという経緯があったようです。
日本での成績については、通算すると14勝を挙げており、賞金獲得ランキングにおいても9位にまでなっています。