女子プロゴルフ界の黎明期である1970年代にツアープロとして活動していた山下七枝選手は、1948年生まれ広島県安芸郡出身の女子プロゴルファーです。
大阪府立園芸高等学校を卒業しており、過去には水泳、バスケットボール、ソフトボールといった様々なスポーツを経験しています。
ゴルフを始めたのは高校卒業と同時期の18歳の時であり、経緯は不明ですが日本プロゴルフ殿堂入りしている二瓶綾子選手を師匠としている選手です。
詳細は不明ですが、プロ入りする前の1970年、日本女子オープンに参加しており、これがレギュラーツアーデビューとなっています。
1971年のプロテストに合格しており、7期生としてデビューを果たすもの、プロ初年度の最高順位は30位タイでした。
1972年、1973年も苦しいシーズンを送っていますが、1974年は日本女子プロ選手権で9位タイという成績を残しており、賞金ランキングは26位に上昇しています。
1975年はワールドレディス、美津濃トーナメントで13位タイを記録していますが、1975年よりトーナメントへの出場数が少なくなりました。
1978年以降は1982年のシーズンを除き1年に1試合のペースでツアーに参加しており、結果は予選落ちが殆どとなっています。
1991年に行われたステップアップツアー、コカ・コーラカップで最後にトーナメントには参加しておらず、第一線からは引くこととなりました。
後にティーチングプロフェッショナル資格A級を取得しており、神奈川県相模原市の練習場、ボールパークでインストラクターを務めています。