「グリップに終わり、グリップに始まる。」そんな教えの下、藤島末則さんは自身の子ども達4人をプロゴルファーとして育て上げました。
藤島妃呂子プロは4姉弟の中で、プロゴルファーとは思えない端正な容姿で人気を集めています。
熊本県天草市出身の彼女は16歳からゴルフを始め、父の末則さんによる教えの下、腕を磨いていきました。
そのお洒落なルックスからは想像もできない実力の持ち主で、2001年フジサンケイクラシック5位、リゾートトラストレディスで11位タイを記録しました。
その後は2005年のフジサンケイクラシック10位、楽天レディースカップ優勝などの経歴を持っています。
それ以降も着々と賞金を獲得しながら、ツアーに参戦しています。
しかし、なかなかレギュラーツアーには出られず、予選落ちの大会が目立つようになってきました。
シード落ちを重ねても挑戦し続ける彼女のひたむきな頑張りと、そのキュートなルックスには今でも多くの男性ファンの心を掴んでいます。
彼女がそこまで愛される理由は他にもあり、それは彼女の礼儀正しいマナーです。
父・末則さんが叩き込んだものは技術だけではなく、気遣いの心でした。
いつもキャディーさん、ゴルフ場の従業員さん、そしてファンの方に対する態度、接し方を教え込まれました。
基本的で当たり前なことだからこそ、忘れがちになってしまう最低限のマナー、その教えを常に守り、日々努力を忘れない彼女の目は、いつも父の背中を追ってゴルフクラブを握っているのです。