花房燦帆選手は、1991年に63期生として日本女子プロゴルフ協会に入会してプロとしての道を歩むことになりました。
1961年に岡山県で生まれ就実高等学校を卒業していて、21歳からゴルフを始め30歳という年齢でテストに合格しています。
意外にも遅い開花となったこともありますが、その後の成長はまさに奇跡的とも言われており、その素晴らしい選手であることが分かる結果でしょう。
現在は、トーナメントに参加しておらず、個人的にレッスンを通して指導するなどしており、所属はフリーで、ボールをダンロップと契約しています。
主な戦歴は1999年のカトキチクイーンズで予選落ち、1992年の三菱電機レディス、サントリーレディース、ダンロップレディス、伊藤園レディースで予選落ちという結果です。
1991年にプロとして活動をスタートさせましたが、並み居る強敵の中、自分らしいプレーをさせてもらうことができずに、予選の突破が困難になってしまい、それが結果として現れ、獲得賞金は0円でした。
自分の不甲斐なさに困惑しながらも、努力を続けることにより実力は出てきました。
翌年の1992年には、トーナメントに何度か出場するほどまでに実力をあげてきました。
その結果あまり良い成績にはなりませんでしたが、自分の中で実感として感覚を掴むことができるようになったのですが、そこからスランプとケガのダブルの苦しみを味わうことになったのと、年齢的な関係からも1999年を最後にトーナメントに出場していません。
現在は、レッスンをするなどして後輩の育成や一般の人へのアドバイスなどをしてゴルフの楽しさを伝えています。