千原真弓選手は、1984年に46期生として日本女子プロゴルフ協会に入会し、プロの道を進むことになりました。
1957年に愛知県で生まれ、中京大学を卒業しています。
18歳からゴルフをはじめて、27歳でプロになった点から、年齢的にも丁度良い頃合になったことが分かります。
現在は、ティーチングプロフェッショナル資格A級を保持していることもあり、個人的にレッスンなどを通して、多くの人にゴルフの魅力や素晴らしさを伝える役割をしています。
所属はK&Mで、契約している企業はありません。
主な戦歴としては、1988年に週刊女子・JUNON女子オープンで4位タイ、1987年に伊藤園レディスゴルフトーナメントで22位タイ、安比高原レディースで22位タイ、中京テレビ・ブリヂストンレディースオープンで38位タイ、1989年にはヤクルトミルミルレディーストーナメントで25位タイ、1986年にダンロップレディスオープンゴルフで26位タイと、上位チームに食い込む活躍を見せています。
1988年に4位タイというと、プロになって5年目ですから、かなりの実力があったことを証明しています。
プロになった1984年には賞金を獲得できませんでした。
やはりプロの壁は相当に厚く、苦労を重ねていたことが分かります。
翌年の1985年に関しても、賞金を獲得できませんでした。
ですが、そこから千原真弓選手の才能が開花します。
1986年には、50万円台まで賞金を得ることに成功し、1988年には自己最高の150万円を記録しました。
しかし、そこからは怪我やスランプに悩まされ良い結果を出すことができなかったのです。