1987年に53期生として女子プロゴルファーとなった井上奈都子選手は1963年生まれであり、大阪府出身です。
大阪府立枚方西高等学校に進学しましたが、後に中退しており、在学中か退学後かは不明ですが17歳の時からゴルフを始め、1987年にプロテストに合格しています。
同年の熊本中央レディスでレギュラーツアーデビューを果たしますが、この年はミズノプロ新人以外は予選落ちという結果に終わりました。
1988年にはレギュラーツアーの多くに出場するものの予選落ちが多く、活躍を見せることは出来ませんでしたが、伊藤園レディスで39位タイという記録を残しました。
上位に入賞することはありませんでしたが、1990年代の始めまではレギュラーツアーに多く参加していました。
1993年は出場自体が少なく、厳しいシーズンを送ることとなり、翌年の1994年は1試合のみの出場、獲得賞金ゼロに終わっています。
しかし、1996年には予選落ちが多いという特徴は変わっていなかったものの、レギュラーツアーに多数参戦し健在をアピールすると「TaKaRa WORLD INVITATIONAL」では単独25位と、過去最高の成績を残しました。
賞金ランキングはこの年に125位と過去最高を記録していますが、1997年は再び予選落ちが多いシーズンを送っており、獲得賞金はゼロになってしまいます。
2002年まではステップアップツアーに参加していましたが、以降は公式大会に出場しておらず、既にトーナメントプロとしては引退している状態の選手です。