女子プロゴルファー五十嵐瑞江選手は、2000年代前半に活躍しました。
バスケットボールを経験した後、15歳の時からゴルフを始めていて、堀越高等学校を卒業後すぐにプロテストに合格しました。
合格した年、JLPGA新人戦加賀電子カップとステップアップツアーの穴吹工務店カップに出場しています。
続く翌年は、カトキチクイーンズでレギュラーツアーデビューを果たしました。
この年には年間を通して多くの大会に出場しており、中京テレビ・ブリヂストンレディスで14位タイ、大阪女子オープンで19位タイ、ステップアップツアーのSANKYOレディースカップで単独2位を記録しています。
賞金ランキングでは99位と下の方ではありますが、実質的な初年度で二桁順位を記録しました。
しかし2000年には不振が続くこととなります。
レギュラーツアーで5試合に出場するものの、全て予選落ちで終わりました。
ステップアップツアーのNCレディースハリマカップで僅かに賞金を獲得しただけで終わります。
2001年も予選落ちが多いシーズンであり、低迷したまま終わることとなりました。
2002年はレギュラーツアーに多く出場し、フジサンケイレディス、SANKYOレディースオープンで23位タイを記録します。
この年は賞金ランキングで92位でシーズンを終えます。
翌年、予選落ちが多めではあったものの、伊藤園レディスで6位タイを記録したこともあり、賞金ランキングでは過去最高の80位になりましたが、2005年以降は大会出場がありません。