熊本県出身の女子プロゴルファー有村智恵選手は、もともとは水泳をやっており、九州大会出場の経験を持っています。
10歳の時からゴルフを始め、父による指導を受けて育ちました。
九州学院中学校時代には日本ジュニアゴルフ選手権、全国中学校ゴルフ選手権を制しています。
中学卒業後はゴルフの名門東北高等学校に進学し、東北女子アマチュアゴルフ選手権、東北ジュニアゴルフ選手権を制しました。
大学には進学せず、2006年から故郷に戻り熊本を拠点としてプロツアーに参戦します。
同年のプロテストに合格し、プロ転向後のレギュラーツアーデビュー戦はヨネックスレディスでした。
大王製紙エリエールレディスで4位タイを記録し、初年度から賞金ランキング60位と、順調な滑り出しを見せます。
翌年も予選落ちが少なく、スタンレーレディスの2位タイを始め安定して高い順位を記録し、賞金ランキングで13位と大きく躍進し、初めてシード権を獲得しています。
さらに3年目にはプロミスレディスでレギュラーツアー初優勝を達成しました。
2009年にはクリスタルガイザーレディス、スタンレーレディス、NEC軽井沢72ゴルフ、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン、大王製紙エリエールレディスを制し、一気に5勝を上げる活躍を見せます。
さらに2010年~3年ほどで年間3勝づつを記録し、デビューから間もないにも関わらず10勝の大台を突破しました。
国外での状況としては、アメリカLPGAツアーに参戦しましたが、苦戦しており結果が出せていません。