1978年、広島県東広島市に開場したゴルフ場が、広島東映カントリークラブです。
ゴルフ場の名前に東映とある通り、映画の制作、配給を行っている東映株式会社のグループ企業が所有しているゴルフ場となっています。
広島東映カントリークラブの18ホールは安田幸吉氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6707ヤードです。
なだらかな丘陵地帯に展開されているので高低差は少ないものの、フェアウェイはあまり広くないので、好位置をキープするのは困難となっています。
インコースは真っ直ぐレイアウトされているものの、アウトコースはホールの途中で角度が変わるドッグレッグが多めです。
安定した状態で打つことが可能なティーショットは貴重な機会であり、ボールをどこに落とすか、そして狙い通りのところにボールを飛ばせるかがスコアメイクの上で重要となります。
中間地点から大きく右に曲がっていく2番ミドル、途中で90度近く角度が変わる5番ミドル、距離が長く大きく角度が変わる6番ロングホールは打数が嵩むことも珍しくありません。
バンカーはグリーン周りを除けば数は少なく、さほど危険ではありませんが、池は非常に多く配置されています。
半数以上のホールで池が見られ、殆どがグリーンやフェアウェイ、ティーグラウンドの近くにあるのでプレッシャーがかかりやすい構成です。
池越えスタートの7番ミドル、16番ミドル、グリーン手前に池がありアプローチショットが池越えの18番ロングホールは特に注意する必要があります。