1972年、埼玉県日高市に開場したゴルフ場が高麗川カントリークラブです。
名門ゴルフ場として運営を行っており、予約の為には来場履歴か会員の紹介が必要なので利用の為のハードルは高めとなっています。
高麗川カントリークラブの18ホールは安田幸吉氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6788ヤードと長めです。
丘陵地帯に展開されており、高低差は色濃く残っているものの、各ホールは木々により仕切られているのでOBを記録することはあまりありません。
フェアウェイは広く設定されていますが、打ち上げ、打ち下ろしの形になることが多く、距離感が狂いやすくなっています。
途中で角度を変えるドッグレッグも多めですが、グリーンの位置が確認できない程に大きく曲がることはありません。
途中から左に大きく曲がる5番ミドル、緩やかに右に曲がっていく6番ミドル、距離が長く緩やかに左に曲がる17番ロングホールは難所となっています。
オーソドックスなレイアウトを採用しているので、苦手としている方が多い打ち上げの形に対しどう対処するかがスコアメイクの鍵です。
障害物を多く配置して難度を上げているコースではないので、バンカー、池共に数は少なめとなっています。
バンカーはほとんどがグリーンの周囲に配置されているのでティーショットから打ち込むことは少ないものの、アプローチショットの難度は高めです。
池は少なく、小さめですが池越えスタートの2番ミドル、18番ミドルホールは注意する必要があります。