1968年、長野県佐久市に開場したゴルフ場が佐久平カントリークラブです。
蓼科山に八ヶ岳、北アルプスの雄大な山々を望むことが可能であり、景観の面で優れています。
佐久平カントリークラブの18ホールは陳清水氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6703ヤードとやや長めです。
丘陵地帯の地形を活かした作りが特徴であり、打ち下ろしとフェアウェイに残された傾斜がプレーヤーに立ちはだかります。
アウトコースは左にボールを曲げるとOBを記録しやすいので、ボールがフック気味に曲がる方は特に注意が必要です。
終始ホールの途中で角度を変えるドッグレッグが登場するので、ティーショットをどこに落とすか、戦略性と打ち出しの方向が重要となります。
右に曲がるドッグレッグを採用しており視界が開けていない6番ミドル、グリーン手前で大きく左に曲がる8番ミドル、緩やかに曲がっていき距離も長い14番ロングホールは打数がかさむことも珍しくありません。
丘陵地帯の自然を活かして難度を上げているコースであり、バンカーや池といった人工的な障害物は少なめです。
特に池はコース内に一個だけと非常に少ないですが、15番ミドルホールのティーグラウンドの前にあり、ティーショットで失敗すると打ち込むこともあります。
バンカーはフェアウェイから登場することは少ないものの、グリーンの周囲には平均的な数が配置されており、グリーンへのアプローチショットの際には打ち込みやすい作りです。