1974年、愛媛県伊予市に開場したゴルフ場が松山ロイヤルゴルフ倶楽部です。
パシフィックゴルフマネージメントが取得しており、松山ロイヤルゴルフ倶楽部(PGM)と表記されていることもあります。
標高400メートルから600メートルという高所に位置しているコースであり、景観が優れているだけでなく、夏場でも涼しくプレーすることが可能です。
松山ロイヤルゴルフ倶楽部の18ホールは松山桂司氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6452ヤードと長くはありません。
丘陵地帯に展開されていますが、アウトコースは高低差、傾斜共に緩やかであり、プレーに支障をきたすことは少なめです。
一方でインコースは丘陵コースの特徴を最大限に活かして設計されており、傾斜と豊富な打ち上げ、打ち下ろしに注意が必要となっています。
フェアウェイは狭くはありませんが、ラフの割合がやや多めなので、キープするには技術が必要です。
ホールの途中で角度を変えるドッグレッグは多いものの、ほとんどは緩やかに曲がっていくので難度が高いわけではありません。
しかし最終18番ホールのドッグレッグだけは別であり、90度近く曲がる上に、フェアウェイが登場するのは角度が変わってからという難所です。
バンカーや池の数は平均的ですが、共に大きめであり、障害物に捕まってスコアを崩すことも十分にあります。
サイドバンカーがフェアウェイに配置されている4番ミドル、池越えスタートの8番ショート、16番ミドルホールは特に注意が必要です。