千葉県東金市で1970年より営業を行っているゴルフ場が、新千葉カントリー倶楽部です。
広大な敷地と18ホール構成の3コース、計54ホールを所有しており、関東地方でも特にボリュームのあるゴルフ場となっています。
新千葉カントリー倶楽部の全コースの設計は上田治氏が担当しており、丘陵地帯に展開されているので多少の高低差と傾斜があるのが特徴です。
あさぎりコースと呼ばれている18ホールは、バックティーからの距離が7025ヤードと最も長く、フェアウェイも広く作られています。
途中で角度を変えるドッグレッグはあまり採用されておらず、全体的に真っ直ぐ作られているオーソドックスな作りです。
多めに配置されているバンカーをいかに避けるかがスコアメイクの上で重要であり、実力がそのままスコアに表れることが多くなっています。
たちばなコースと呼ばれている18ホールは、バックティーからの距離が6220ヤードと最も短いのが特徴です。
ドッグレッグが多く、フェアウェイがやや狭めに作られていることもあり、思い切ってボールを飛ばす意味はあまりありません。
また、バンカーの数は平均的ですが、計4ホールで池越えスタートが待ち構えており、プレッシャーがかかりやすくなっています。
つくもコースと呼ばれている18ホールは、バックティーからの距離が6463ヤードであり、やや短めです。
こちらはフェアウェイが狭く、池とバンカーを多く配置しているのが特徴であり、障害物をどれだけ回避するかが重要となります。