1970年、鳥取県西伯郡伯耆町に開場したゴルフ場が大山ゴルフクラブです。
大山の裾野、標高700メートル付近に位置しており、敷地内のほとんどから望める大山が景観面での名物となっています。
高所にあるので、日本海を見下ろしてプレーが可能です。
伊藤忠商事グループが所有していましたが、2013年にパチンコ店の経営で知られているYAMAZENグループに譲渡されました。
ゴルフ場の名称は変更されていません。
上田治氏が18ホールの設計を担当しました。
バックティーからの距離は7008ヤードであり、長距離コースです。
赤松が多く植えられているのが特徴であり、各ホールは赤松により仕切られています。
丘陵地帯に作られていますが、プレーに大きく影響するほどの高低差はありません。
フェアウェイが広めなので、思い切って打っていけるコースです。
特に豪快なショットを持ち味としている方と相性が良好となっています。
途中で角度が変わるドッグレッグはあるものの、曲がり方が急ではありません。
全体的に真っ直ぐ作られているので飛距離を重視しても問題ない作りです。
このコースで厄介なのが障害物でしょう。
特にバンカーは多めであり、一個一個の面積が大きめです。
4番、8番、9番ホールのグリーン周りはバンカーの多い危険地帯であり、アプローチショットの技術が重要となります。
池は3番ホールのグリーン手前に一か所配置されているだけで、非常に少なめな上に、面積もさほど大きくありません。