1990年、静岡県伊豆市に開場したゴルフ場が中伊豆グリーンクラブです。
西、南、東の三方向に相模湾、そして北西には富士山を望むことが出来る、景観の良いゴルフ場となっていて、コースの評価も高く、開場からさほど時間が経過していない段階でシニアツアーのトーナメントが開催されました。
敷地が非常に広いことが特徴で、浅見勝一氏が18ホールの設計を担当しました。
グリーンから最も遠い、サファイヤティーから打った場合の距離は7152ヤードであり、国内でもトップクラスの数字となっています。
丘陵地帯に作られていますが、高低差は少なめです。
フェアウェイは広々としているので、豪快なスイングを持ち味としている方には向いているでしょう。
敷地内には自然も多く、ほとんどのホールは木々により仕切られており、基本的にOBの心配は少なめです。
しかし4番ホールは終始OBの危険性があります。
バンカーの数は平均的です。
6番ホールのグリーン周りにあるバンカーは非常に大きめですが、他は概ね小さめとなっています。
しかし、7番ホールのフェアウェイ横にあるサイドバンカー等、固めて配置されている箇所があるので注意が必要です。
グリーン周りだけでなく、第一打が落ちそうなフェアウェイも危険となっています。
池も多めに配置されており、池越えスタートの16番、18番ホール、フェアウェイの傍に池がある3番、8番、13番ホールは要注意です。
ゴルフ場の激戦区である静岡県にありますが、接客、コースのメンテナンスで高い評価を得ています。